お子様の頭痛についても
ご相談ください。
当院ではお子様の頭痛についても対応しています。
お子様のご年齢によってはMRI検査ができない場合がありますが(8歳〜10歳以下のお子様は検査が難しいことが多いです)、しっかりと精査し専門医が頭痛治療を行っていきます。お気軽に受診ください。
子供(小児)に多い頭痛
代表的な子供の頭痛は、一次性頭痛の『片頭痛』と『緊張型頭痛』です。
調査方法によって多少の変動はありますが、子供(小児)の場合、片頭痛が緊張型頭痛より多いようです。
ウイルス感染や副鼻腔炎などの感染症や頭部外傷などの疾患に起因して痛みが起きる二次性頭痛の他、多くはありませんが、脳腫瘍や脳血管障害といった深刻な疾患もある場合があります。
検査をしたほうがよいと
思われる症状
子供が頭痛を訴えた際、保護者は医療機関の受診を迷われると思います。
日本小児神経学会では、下記のような症状がある場合、検査が必要と述べています。
当院の場合、症状の程度と経過をうかがい、重篤な疾患の可能性を否定できない場合は、MRI検査を推奨する場合ばあります。
- 歩行時にふらつく。
- 手足が動かしづらい。
- 頻繁な頭痛と嘔吐
- 症状が進行している。
子供(小児)の頭痛の治療
子供の頭痛の治療は、症状の原因や痛みの程度によって異なりますが、成人の頭痛と同様に、鎮痛薬や予防薬の内服が中心となります。
休息と睡眠
十分な休息や質の良い睡眠は、子供の頭痛の軽減に寄与することがあります。
規則正しい睡眠習慣を促進し、十分な休息を確保することが重要です。
水分補給
脱水症状が頭痛を引き起こすことがあります。
子供には十分な水分を摂取させることが重要です。
適切な食事
適切な食事を摂ることが頭痛の管理に寄与します。
食事を欠食したり、特定の食品がトリガーとなる場合、食事の見直しを検討することがあります。
ストレス管理
ストレスや感情の管理が頭痛に影響を与えることがあります。
子供にはストレスの軽減やリラクセーション技法を学ばせることが役立ちます。
定期的な運動
適度な運動は血行を促進し、ストレスを軽減する助けになります。
薬物療法
上述の通り成人の頭痛と同様に、鎮痛薬や予防薬の内服が中心となります。